イギリス産スパークリングワインのすすめ　【Nyetimber】

イギリスのお酒と言えばビール、ウイスキー、ジンなどがまず頭に浮かびますが、実はワイン、特にスパークリングワインが近ごろ注目されているようです。

そんな注目度上昇中の英国産スパークリングワインをぜひ一度飲んでみたかった。

そんなわけで、今回はイギリス産スパークリングワインの先駆者で美味しいとの評価も高いNyetimberを紹介します。

そもそも、イギリスにワイナリーはどのくらいあるのでしょうか？

なんと現在イギリスには200以上のワイナリーがあるそうですよ。南から北は中部のヨークあたりがワイン作りの北限のようです。

ワイナリーの所在地が検索できるマップを見つけたので、ワイナリーをお探しの場合はこちらで探してみてはいかがでしょうか？

ブドウ畑など自然に包まれながら飲むワインは、最高の贅沢。

そのワインが育った土地と空気も一緒に味わえますのでとってもおすすめです。

Nyetimberのワイナリーはイギリス南部ウェスト・サセックスにあります。

ところで、読み方は「ナイティンバー」です。

イギリスは冷涼な気候で降雨も多いので、元々ブドウ作りはあまり盛んではありませんでした。Nyetimberが初めて自社農園にワイン用ブドウを植えたのが1988年で、ワイン用ブドウに適した土壌を持つ南部のこの土地を選んだそう。

毎年9月にはNyetimber自社農園でOpen Dayを開催しており、ワイナリーやブドウ園のツアーの他、テイスティングもできるようです。

残念ながら、今年は新型コロナの影響でキャンセルを決定されています。

来年以降、落ち着きを取り戻したらぜひとも訪問してみたい素敵なワイナリーです。

今回私が頂いたのは、Nyetimberの主力商品であるClassic cuvee。

シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエをブレンドして瓶内二次発酵で熟成、淡い黄金色と泡立ちの良さが特徴です。

味わいははちみつやリンゴのような味わいを感じられます。

フレッシュな中に蜜のようなほんのりした甘みを感じるので、単独で楽しんでももちろん美味しいですが、シーフードやお寿司とのペアリングがおすすめだそうです。

私はSparkling afternoon teaをやってみたかったので、手作りスコーンと一緒に楽しみました☆ぜひ下記写真をクリックして動画でお楽しみください。

紅茶ではなく、スパークリングワインをアフタヌーンティーに合わせるのは、ロンドンのティールームでも用意されている贅沢なアフタヌーンティー。

クロテッドクリームをたっぷり乗せたスコーンと合わせると、クロテッドクリームのクリーミーな食感と相まってリッチな味わいを楽しめました。

ぜひ、試してみてください☆

こちらのワインはイギリス国内ではWaitroseにて購入可能です。(フルボトル￡36.99、ハーフ￡19.99）。公式HPからも購入可能ですが、フルボトル・3本セット～となっています。

イギリスのスーパーでは、Nyetimberの他にもいくつか英国産スパークリングワインが販売されています。

イギリス産の商品も、イタリアやフランスのスパークリングワインと一緒に並んで販売されており、よーく見ないとイギリス産かどうか判別しにくいです。

注意深く探してみてください。

良ーく見ると、ラベルには「English Sparkling」や「Product of England」と書かれています。私の場合は初見では見つけられず、一旦離れ改めて一個ずつ確認していったら発見した！という感じでした;

上記両方の写真に写っている、ブラックのラベルに赤いラインが特徴的なChapel Downは、イギリス南部はケントにあるイギリスで一番大きなワイナリー。比較的お値段も手ごろで、スーパーに置いてある率も高いので手に取りやすいのでは。

旅先ではご当地のお酒を楽しみたいもの。ぜひ機会があればイギリス滞在中に試してみてください☆

お酒とスイーツのペアリングを楽しむ動画などをYoutubeに投稿しています☆

札幌の締めパフェや最近ではバーでも人気になっているお酒×スイーツの組合せを黙々と手作りしたスイーツに合わせて楽しんでいます。

面白そう！と思って頂けたらぜひ覗いてみてください☆

Shikka

イギリス在住夫婦の記録