イギリスのおすすめテレビ番組 ~The Great British Bake Off~
こんにちは。
イギリスではアマチュアのコンペティション系番組がたくさんあり、毎シーズン大人気です。
※2020年放送の最新シリーズ11についての記事はこちら↓↓
中でもBBCから始まり今はChannel 4で放映されているThe Great British Bake Offは国民的大人気!!下記公式サイトから過去の放送が見れますよ~
2019年8月から始まった今シーズンはシリーズ10年目。UK在住の13名が焼き菓子やパン作りの腕を競い合います。通常のベイクオフに加え、プロ、Kidsバージョン、セレブリティバージョンなどもあり、イギリス人の焼き菓子に対する本気が感じられます。(下の写真も触発されて私が焼いたキャロットケーキです..)
優勝者やファイナリストは大会後、料理本出版やイベント出演などでBake offセレブリティへの道が開けます。何より、視聴者はシーズンを通してコンペ参加者の成長を見ることになるため、シーズン終了後にはお気に入りのコンテスタントが出来たりと、コンテスタントのキャラも立ってとても面白いです。
日本でもやったら流行るだろうな~
コンテスタントは各週テーマに沿ってSignature bake、Technical challenge、Show stopperと3つの課題を通してジャッジ2名に評価されます。
気になるジャッジは昨年に引き続きPaul Holywood(写真右から2番目)とPrue Leith(写真右)。司会にコメディアンのSandi Toksvig(左2番目)とNoel Fielding(左)がこちらも昨年に引き続き登場しています。
本当においしいBakerは握手で称える少しシリアスなポールのジャッジに、自分好みの味付けにはひいき目なプルーといった異なる視点2名のジャッジ。(Prueはマジパンが好きらしい、、) Paulはスコーンやブラウニー等焼き菓子のキットも出しており、まさにBake offの顔。Bake off開始以来10年に渡りジャッジを担当しています。
Paulのキットで焼いたスコーン↓↓
Prueはコルドン・ブルーで学んだ経歴があり、レストランやスクール開業等、多岐にわたる経歴。Prue以前のジャッジはPaulとイギリスの国民的料理研究家Mary Berry2人でジャッジしていたとあってPrueがその後を継ぐのはプレッシャーだったと思いますが、なかなかマイペースなPrueさんです。
※ちなみに、メリーベリーはこの方↓↓辞典のようなブリティッシュ料理の本を出しています。
さて、今年1週目のテーマはケーキウィーク!SignatureではFruit cake、TechnicalではAngel cake、Show stopperでは理想のBirthday cakeをBakeしました。
1発目はイギリス人も大好きなドライフルーツたっぷりのフルーツケーキということで、ほとんどのコンテスタントは高評価。冒険してフルーツ倍量入れちゃったり、加減が難しいスパイス入りを作ったコンテスタントは苦労していました。
Technical challengeのエンジェルケーキはイギリスのスーパーで1~2ポンドで売られているイギリスっ子定番のお菓子だそうですが、安く買えるからわざわざ作らないよ~ということで皆作るのに苦労していて悲惨な結果に。。
Show stopperはさすが、Bake offに出てくるだけはあって皆アイシングやデコレーションのレベルが素晴らしい。イギリスのケーキは日本の生ケーキと違ってアイシングやシュガークラフトたっぷりのアート感満載なものが基本ですが、どれも美味しそうでした~!
毎週、全3課題を終えると、最も良かった1名がStar Baker★として表彰されます。
これはPaulとPrueに認められた~~!!ということで皆さん大喜びで、収録語家族に電話で報告するシーンが定番です。
今回は、Walesの塗料屋さんで働くMichelleがStar Baker☆に。家族に「Star Bakerになったよ!」と報告しましたが、「どういう意味??」と言われるオチ、、面白かったです。知らないのね。。
そして、悲しいかな毎週誰かがBake offを去ります。
今回はSupport workerのDan。失敗しても常に笑顔で楽しそうな彼でしたが、フルーツ入れすぎケーキと、Show stopperで味の決め手としていたパッションフルーツクリームの風味がうまく出なかったのが敗因のようでした。でもドライアイスでShow stopperケーキに滝を作るなど、アイデアマンでした。
次回は9月3日(火)8時から!
残る12名でビスケットWeekを競います。
Shikka