イ ギ リ ス 在 住 夫 婦 の 記 録

イ ギ リ ス 片 田 舎 に 駐 在 中 の 夫 婦 の ブ ロ グ

【イギリス】ロックダウン中 最近のスーパー事情

イギリスでロックダウンが始まって40日目となりました。今日はメーデーでお休みの国が多いですが、イギリスでは平日。私は日本も休みだしヨーロッパのお客さんも休みなのでAnnual Leaveを使ってお休みです。

今日は1週間ぶりに買い出しの為スーパーへ。長期に渡るロックダウンが続くイギリスのスーパーは今どのような状況か、レポートしてみます!

私の最寄りスーパーはSainsbury's。イギリス中どこにでもある一般的なスーパーで、ダイエーやヨーカドーみたいな感じです。

金曜日のSainsbury'sは7:30~8:00までは医療従事者や介護士等Social care workerのみへオープン。その後8:00~9:00までは高齢者や脆弱な方向けのみのオープン時間となっています。それ以外の人へのオープンは9:00からとなっているので、9:15頃をめがけて行きました。

最近は平日の午前中にしかスーパーに行っていません。この時間帯が最も空いているだろうと想像しての判断ですが、それでも20~30人ほどの入店待ちの列ができています。我が家の最寄りのSainsbury'sはショッピングモール内に入っているので、並ぶのも室内で助かります。

今は感染拡大を防ぐために2mほどのSocial distanceが求められていますが、並ぶ場所には2mの目安となるよう、紅白のラインが引いてあります。このライン内に各自が並べば2m開けられるようになっていて、これを目印に皆さん並んでいます。

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床に張られた目印

そして、私の前に並んでいる方もお一人ですが、今は来店人数を減らす為、1世帯の来店者は大人1名までというお願いが出ています。なので私も一人でお買い物です。

 

10~15分位並んだでしょうか。いよいよ次が私の番です~

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次は私の番です!

写真右手に写っているスーパーのスタッフさんの指示に従い、入ってOKと言われるまで待ちます。見ていた感じ、厳密に「一人出たら一人入れる」という訳でも無いようですが、1分に満たない位の間隔を空けて入店させているようでした。職員さんに文句言ったりする人も無く皆おとなしくシステムに従っていますが、左手にはもう一人スタッフが居て、2名体制での対応となっていました。ちなみに、スーパーの左手がEntrance、右手がExitとなっていて、今までは無かった入口と出口がきっちり分かれていました。

ちょうど入口真ん中に写っているオレンジ色の看板「Scan & bag as you go」というのが、過去記事で紹介したSmartShopの宣伝です。

tash-tsubo.hatenablog.com

順番が来たので店内へ。。!私もSmartShopを起動です。

 

スーパーに入ったらまずは、いつも在庫切れで手に入らない小麦粉など粉類のコーナーへ確認に行くのがお決まりになりました。そしてなんと、今日はありましたよ~!

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なぞのSpelt Flour

これが粉コーナーに3袋だけありました。。!Spelt Flourというものだったのですが、裏面を見ると「普通の小麦粉の変わりに使えます」ということなので買っちゃいました。パンも作れるらしく、通常より発酵が早いらしいです。謎の粉でしかもオーガニックだったんで£2もしましたが、我が家の粉在庫がもうないので購入です。

その他、野菜、お肉などの生鮮食品や乳製品、卵については今はもう必ずありますし、一時期空っぽになったパスタ類の棚も復活し、種類豊富に揃うようになりました。日本米は普段なら数袋は置いてありましたが、しばらく見ていませんね…その代わりリゾット米やピラフなんかに使えるLong grain riceも復活。トマトや豆類の缶詰系は確認し忘れましたが、、

ロックダウン前後の買い占めで一時期空っぽになったスーパーの棚は、今はもう以前の様子に戻りつつあります。ただし、同じアイテムでもメーカーやブランドが以前とは異なっている場合が多く、買えるところからなんとか調達しているのかな?と思われます。

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店内の様子。

店内の様子もパチリ。店の中央にあり各コーナーに繋がる、一番広い通路です。奥で品出ししているスタッフさん以外写らないほどスカスカ。でも左右の通路に入ると、お客さんがそれなりに居ます。今日は牛乳コーナーで一時人が集中していたので、時間を置いて取りに行くなどお互いに工夫しながらのお買い物です。

店内にも緑と白の縞々模様のラインが引かれており、こちらが2mのSocial distanceの目安となります。

 

 さて、イギリスでは今慢性的に消毒用のハンドジェルが不足しています。オンラインでも探しましたが、在庫なしの状態。このままロックダウンが緩和され以前のようにオフィスで仕事をする場合、お互いに感染させない配慮が必要ですが、私は申し訳ないですが他のスタッフとトイレを共有したり彼らが触れたドアノブに触れるのは嫌だなーと思っています。なぜなら、イギリス人の衛生観念を信じられないから!!

今回のコロナ騒動で手の洗い方を政府が先陣切って宣伝したり、20秒かけて洗いましょうとわざわざ教えないとできないほど、イギリス人には衛生観念が欠けていると私は思います。うがいもしないですしね。現に、ある同僚の手洗いが一瞬で終わったのを見てしまっているので、正直、この人たちと同じドアノブに触れざるを得ない事務所に行くのって相当なストレスじゃないか?と思うようになっちゃいました。異国の地で謎の病気に誰だってかかりたくない;;

オフィスに行くなら、ドアノブに触れる度消毒ジェルをすることになるでしょう。

…とそんな事を思いつつ、今日もジェルの在庫はないだろうと思って通り過ぎようとしましたが、見えずらい棚の一番下に在庫発見(笑)!

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ハンドジェルたち!

めでたく携帯用と家用(あるいは事務所に出勤する場合自席に常備する用)をゲットです。

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携帯用(50ml)と大容量(300ml)入り

買い物に行く日程と入荷のタイミングによっては出会えなかったであろうジェル。これで一安心です。

我が家は子なし夫婦の2人家族ですが、1週間分の買い出しはこれくらい。今回はちょっと多かったかな?

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毎朝オートミールに使う牛乳は2本体制。奥に写っている緑のキャップのがそれです。1本あたり約2L 。以前はもっと大きな1本(5か6L位?)が売っていたのでそちらを買っていましたが、買い占めを防ぎより多くの人に行き渡らせる目的だと思いますが、今は少量パックが増えました。買い占めが問題になったトイレットペーパーも同じで、今は9ロールパックが最大サイズ。以前は18ロールやもっと大きいパックもあったと思います。より多くの家庭に行き渡らせるには良い対策だなと思います。

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今売ってるトイレットペーパーはこんなサイズ

 という訳で、気軽にスーパーに行けないので、買い出しの時は1週間分の献立を決めて、買い物リストを作っています。それでも今回の買い物にかかった時間は約1時間!冷蔵庫の中がまた一杯になって、もう1週間は大丈夫と安心した我が家でした。

 

Shikka