【イギリス】コーンウォール旅行 1日目 〜 ウェイドブリッジ〜
2020年8月31日はイギリスでBank Holidayと呼ばれる数少ない祝日があり、3連休でした。この連休を使ってロックダウン以来初めての旅行に行って参りました~!!
行先はイギリス人が夏になるとこぞって向かうコーンウォール(Cornwall)。
イギリス南西部の地域で、ビーチや海沿いの素敵な町が多くあるエリア。
とは言ってもイギリスの8月後半はもう寒いので私たちはビーチ目的ではなくCornwallのWadebrideという小さな町が目的地。
今日はイギリスのドライブ事情からWadebrideの紹介までを含めたコーンウォール旅行その1です。
動画の方がお好みの方はこちらの動画でどうぞ↓↓
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- 今回の工程
- イギリスのサービスエリア
- 宿泊場所-The Molesworth Arms Hotel-
- Wadebridgeの町と由来
- Cornwallのローカルを探してみる
- The Molesworth Arms パブレストラン
- おわりに
今回の工程
今回はドライブ旅行です。
電車はSocial distanceも心配だし、密閉空間での長時間の移動は心配なので車を選択。
この日はとっても良い天気でした。直射日光で車の中は暑いくらい。。
私の住むイギリス東部のHertfordshireから目的地Wadebrideまではノンストップで288マイル(約463㎞)、スムーズにいけば約5時間の距離です。
経路を地図で示しましたが、利用するM3という道路沿いにはかの有名なストーンヘンジがあります。実はストーンヘンジは車窓からも見えるらしく、「入場料払うまでではないけど見てみたい」という人にはいく価値アリのルートです。
下記のような感じで見えました。
ちょっと写真では迫力が伝わりませんが、何もない草原に突然出てくる巨石。結構迫力とインパクトがありました。周りには草を食む羊たちもいて、のどかさと不思議な巨石が同時に見られる一見の価値ありのスポットでした。
この辺りの道は一車線になっており、また多くの車がストーンヘンジ見たさにスピードを落とすため、慢性的に渋滞しています。
私たちも40~50分位渋滞にはまりましたが、来てよかったなと思いました。
イギリスのサービスエリア
長時間の車移動になりますので、途中サービスエリアでの休憩を挟みながら行きました。
イギリスのいわゆる高速道路はモーターウェイと呼ばれますが、一部(ロンドン近郊のDartfordなど)特殊な橋やトンネルを除いて無料となっています。これらMと名前の付く道路は例えば先述したM3やヒースロー空港に繋がるM25等もそうですが、このM上にはしっかりしたサービスエリアが整備されています。
天使?みたいなロゴマークのMOTOやイメージカラーが緑のWelcomeBreakが二大サービス提供会社のようです。
いずれでもスーパーやファストフード店、スタバやコスタといったコーヒーショップが入っていますしキレイなトイレも無料で使えます。日本のSAと同じようなイメージです。日本のようにご当地食品などといった面白い物は売っていませんが、快適に過ごすことができます。
私の印象ではサービスは20マイルおき位にしかない場合が多いので、トイレなど心配な方は計画的に寄った方が良いでしょう。
SA内の様子はリンクを貼っている動画で見られます。
ただ、高速道路の出入り口で料金が発生する訳ではなく乗り降り自由なので、どうしても困った場合は途中で道路を降りて近くの町にあるスーパー等でトイレを借りるのも一策です。
Mの他にAやBといった一般道路もあり、こちらでもサービスはあります。
Mのものよりもっと簡易的で、主にガソリンスタンドや小さな売店が付いているだけのケースが多いです。トイレもそんなにきれいじゃないケースが多いのでご注意を。
また、現在は新型コロナの対策としてか、トイレ閉鎖中となっているA上のサービスもありました。いつでも余裕をもっておくようにしたいですね;
宿泊場所-The Molesworth Arms Hotel-
今回宿泊したのはWadebridge(ウェイドブリッジ)中心部にあるThe Molesworth Arms Hotel。
Molesworth Arms Hotel, Wadebridge, Cornwall
16世紀から名前を変えながら営業を続けている歴史のあるホテルです。
1階にはパブレストランが付いているので、食事もとることができて便利です。
建物自体は古く歴史を感じるものの、内装は改装されてキレイでした。
ホテルのお部屋は2017年に改装されたそうです。
水回りは設備は古いもののすみずみまで綺麗にされていました。
バスタブ付きでシャワーの水圧も100点でした☆
私の宿泊時は金曜日の1泊2日朝食付き2名で£110でした。
朝食は軽めのシリアルやフルーツサラダの他、フルブレックファスト、サンドイッチ、パンケーキ等のしっかり朝食もある選べる方式を1階のパブで頂く形。
新型コロナ対策として、到着時に朝食時間を予約する形式でした。
Wadebridgeの町と由来
Wadebridgeは町を分断するように川が流れる町。
14世紀にはWadeという名称でマーケットの開催が認められた記録が残っているそうで、マーケットの町として知られていました。
その後15世紀にはこの町の見所でもある橋が建設され両岸の往来が自由になり、その頃から地名がWadebridgeと呼ばれるようになったそうです。
このThe Old Bridgeがかかる川River Camelは海に流れこむ川で、Wadebridgeの町では美味しい海鮮も楽しめます。
Wadebridgeの家並みは石づくりの家々と近代的なコンクリートづくりの家が混在した景色。川辺には素敵な景色が望めそうな、アパートも立ち並んでいました。
Cornwallのローカルを探してみる
旅先ではご当地の物を楽しみたい。ということで、面白い物はないかな~と必ずスーパーに立ち寄ります。
CornwallといればアフタヌーンティーやクリームティーにかかせないRodasのクロテッドクリームがあります。Rodasのクロテッドクリームは、イギリス全土のカフェでもそのまま出てくる程その味わいと品質が認められたクロテッドクリーム。そのパッケージにはCornwall産を示す「Cornish」と明記されています。
さっそくスーパーで見てみると、いつものクロテッドクリームが売っていました。
どこのスーパーにも必ずと言っていいほどおいてあるのでお馴染みです。が一応見ておきたかった笑
地元のベーカリーが作ったと思われるパンやケーキも売っていました。名前に「Cornish」とついたケーキが多く、地元でアフタヌーンティー文化と共に出来上がったケーキなのかな~と想像してみたり。食べ応えのありそうなパンとケーキたちです。
地元産のお酒もありましたよ。
りんごや梨で作られるサイダーは種類豊富でした。日本でサイダーというと甘いジュースですが、イギリスではアルコールが入っているので運転される方は間違って飲まないようご注意。
Cornwallで醸造されたエールやラガータイプのビールも。
下段のKorevは宿泊先併設のレストランでも提供されていました。
まるでシャンパンかのように細かい泡がとめどなく下から上に湧き続け、ずっと見ていられるビール(笑 飲み口はさっぱりで苦みが少なくのみやすかったです。
しっかり冷えたビールはやっぱり美味しい!
The Molesworth Arms パブレストラン
夕食はホテルの1階にあるパブレストランにて。
お酒を飲んでお腹いっぱい食べた後、すぐにベッドでぐた~っと出来るのは嬉しい。
こちらも新型コロナ対策で席を減らすなど対策をとっており、予約必須です。今イギリスではどこに行くにも予約した方がお店にとっても自分にとっても得策です。
レストランはいつもなら金曜と週末はLiveミュージックの演奏があるのですが、今はやはりやっていないようです。
海が近いため海鮮系のメニューが沢山ありました。
前菜にはサバ(Mackerel)のパテを。サバの身がゴロゴロと入ったパテで食べ応え抜群。カリっとグリルされたパンは炭焼きのようなスモーキーな香りが付いていて、風味豊かでとても美味しかったです。
そしてメインはムール貝を一人1ポットずつオーダー。
ムール貝は火が通りすぎて身が固くなってしまっていることもたまにありますが、こちらはレアめな火加減で美味しく頂けました。ふかふかの白パンがついていて、スープをたっぷり染み込んでくれます。とっても美味しかった~
セットには細目タイプのチップス(ポテトフライ)も付いてきます。揚げたてが美味しく、パクパク食べてしまいました。
おわりに
以上1日目のドライブ移動と宿泊地Wadebridgeについて紹介しました。
2日目はWadebridgeに来た理由であるアンティークフェア「AFC Antique Fair Cornwall」に訪問します。こちらのアンティークフェアは年に2回Wadebridgeで開催されるアンティークフェア。新型コロナの影響で4月のイースター休みの開催はキャンセルされてしまい、今回8月末のBank Holiday weekendは満を持しての開催です。
次回の記事で詳しくご紹介します!
Shikka