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オーストリアワインをウィーンで楽しむ!ワイン専門店【Weinhandlung "Slavo"】



旅先ではご当地グルメは外せませんが、地元産ワインも絶対に試したいもの。
レストランで食事の際に頂くのはもちろんですが、ワイン専門店に行けばもっと豊富な種類を楽しめます。
今回はウィーン市内でアクセス便利、地元の方々が集まるウィーンのワイン専門店をご紹介します。

アクセス

お店はこちらWeinhandlung "Slavo" ワイン専門店”Slavo”さんです。

www.vinothekslavo.at
営業は平日のみとなっていますのでご注意ください!

ウィーンの観光はリング内に集中しており皆さんその辺りで飲食されるケースが多いと思います。こちらのお店はオペラ座からも徒歩10分と徒歩圏内になりますのでアクセス良しです☆
一番近い地下鉄の駅はU1のTaubstummengasse駅で、こちらからだと徒歩5分程です。

お店ご紹介

お店は赤が目印です。

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お店のエントランスはこちら
外から覗くと、赤で統一されたテーブルクロスにキャンドルが灯され、お高め??と一瞬身構えてしまいましたが、、とにかく入ってみましょう!!
中に入ると「Hallo~」とあちらこちらから声を掛けられ、「え!?誰が店員さん??」と一瞬戸惑いました笑
地元の常連さんが多いようで、実は意外とアットホームな雰囲気。
奥からブロンドヘアのオーナーが出てきて、席に案内してくれました。
実は、宿泊先のHoliday Inn Vienna Cityから電話で事前に食事の提供があるか、予約必要かなどを確認済みだったので、このやり取りを覚えてくれていたオーナーがHoliday Innに泊ってる?と聞いてくれました。ちゃんとこういったところも覚えていらっしゃる...!! 地味に嬉しいポイントです。
私たちの訪問は平日の6時すぎ、予約無しで訪問。待たずに入れました。
Holiday Inn Vienna Cityはリングの外側にあるのでコスパばっちりでもアクセス良好なおすすめチェーンホテルです。
海外ホテルでは珍しく、フロントに依頼すればスリッパ、歯ブラシ等を無料で頂けるのは日本人には嬉しいポイント。
レストランのアドバイスや予約まで対応してくれる、至れり尽くせりのホテル。
ウィーン旅行の際、リング内だと少しお値段が張ってしまうので、コスパを求める方はぜひご検討ください☆
コスパ最強✧Holiday Inn Vienna City(Booking.com)

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チェックアウト時、オーストリアの国民的お菓子Mannerを頂きました!

ワイン・おつまみなど

Slavoさんでは本格的な食事は提供していませんが、ハムサラミ・チーズの盛り合わせは提供しています。
ワイン飲みにはこれがベストなお供ですよね~
パンも付いてきました。

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これで約18€。どれもおいしかったです。
知人のオーストリア人によると、普段夕ご飯にcookはしない(煮たり焼いたりはしない)そうで、こうしたハムサラミといったいわゆるコールドカットとパンを食べるのが普段の食事だそう。料理しなくて良いなんて、家事が楽で羨ましい。。

ワインは壁に白・赤ずらっと並んでいます。

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オーストリア国旗模様のキャップが可愛い
「オーストリアのワインが飲みたいんだけど、、」と言うと、「全部オーストリアのワインよ!」とのこと!
時々、結局はフランス、イタリアワインを飲んじゃったパターンがあるのですが、ここなら必ずオーストリア産のワインを飲めますので間違いないです!
まずは白から。3人で行ったので、3種違うものを頼んで飲み比べたら?とのオーナーのご提案でお薦めを頂きます。
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オーナーは、英語下手だから~といいつつ、しっかりどんなワインなのか、一つずつ英語で説明してくれました。
(日本人から見たら英語全然上手ですよ!)
お水も無料でサーブしてくれます。
次は赤へ、、こちらもオーナーのおすすめを3種頂きました。
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グラスの脚にマジックで書いたZの文字見えますか?
飲み比べした時にどのブドウのワインだったか判らなくならないように、ブドウの頭文字Zを書いておいてくれました笑こちらはZweigeltのZです。
寒い地方のワインって、赤が軽くて物足りないと感じたりするのですが、今回頂いた赤ワインはタンニンもあって飲みごたえしっかり。その後赤をもう一杯頂き、最後は甘めの白ワインで締めました。



お会計は?

気になるお会計は3人でワイン4杯ずつ計12杯に加え、コールドカットのプレートは上記写真の大サイズとその後小サイズも頂いたのですが、、全部合わせてなんと60€!!!安い! ワインはものによりますが、私たちの場合は2.8€~といったところでした。
全ておすすめで出して頂き、価格も一切確認しないというなんともとぼけた楽しみ方をしてしまったのでお会計が少し不安でしたが、3人でこれだけ大満足でこの値段。あっぱれです。
地元の方は白ワイングラス並々に注がれたものを飲んでいたので、ハウスワインみたいなもっとお安いものもありそうです。
なお、お会計は現金のみとなりますのでご注意ください!!

ボトルでも購入可

さて、こちらはワイン専門店。ボトルでの販売もしています。
価格は全てメニュー表のようにリスト化されていますので価格表を依頼してみてください。
私は気に入った白ワインを1本購入しました。

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FS Gemischter Satz
ウィーン郊外のホイリゲ(いわゆるワインの作り酒屋)で作られている白ワインだそう。今回飲んだオーナーおすすめ白ワインの内の一つで、ドライなタイプ。Gemischter Satzというのは、少なくとも3種のブドウを同じ畑で作付、またワイン醸造時も絞る段階から混ぜて作る製法で、ウィーンだけにある特別な呼称とのこと。ご当地らしさが溢れています。

ワインは美味しく楽しむもの、あんまり得意じゃない味わいに出会ったとしても、それがそのワインの個性と思って楽しむのがモットーの私ですが、日本在住中にはアカデミー・デュ・バンで少しばかしワインを勉強しました。
少し勉強しておくとブドウの名前や産地の名前が判り、ワインの楽しみが倍増します。
アカデミー・デュ・バンでは3種試飲付きの無料体験を開催しています。新年の習い事初めに、おすすめです。
もちろん、エキスパートやソムリエを目指すプロ向け講座もありますので、ご希望のレベルに応じたレッスンを受けられます☆
無料体験のお申込みはこちら✧


まとめ

さて、6時過ぎに入店し、お店を出たのはなんと11時前!相当楽しんでしまいました。。
他のお客さんはどこから来たん?美味しい?と話しかけてこられ、プチ交流。とっても良い声でオペラを歌い出したりと終始自由でアットホームな雰囲気でした。見知らぬアジア人を拒まない、素晴らしい方々です(感心)。

ぜひウィーンに来られた際には足を運んでみてください☆