イ ギ リ ス 在 住 夫 婦 の 記 録

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海外で出会った【のど飴】 まとめ

海外で喉が痛くなった。

ホテルは乾燥しがちで、朝起きたら喉が痛くなっていることよくありませんか。

お菓子的意味合いで飴を買うことはほとんどなく、飴を買う時はだいたいのど飴なShikkaです。のど飴って移動中の口さみしい時や、乗り物酔いを紛らわすのにもちょうど良いのです。

そして、旅先で購入しても嵩張らず手に取りやすいし、値段が安いので失敗してめちゃまずでもダメージが少ないということもあって、気づけば旅先でのど飴を買うのが定番になりました。この小さい一粒の中に、その国ならではの味わいが詰まっていて、伝統と歴史を味わえる奥深い物でもあるのです。

そんな私が色んな国で試したのど飴をご紹介します。

緊急的に見知らぬ土地で飴を買いたい旅行者の方の参考に、又地元民の味を手軽に試してみたい方の参考になれば、、!と思います。

 

 ポルトガル Dr. Bayard / Pectoral drops

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持ち歩きの結果袋がしわくちゃですがご容赦ください…

味のあるパッケージが可愛いですよね。見た目からして確実にのど飴だと判らせるデザイン。ポルトガル語を読めない外国人にも一目で判ります。

「つらい咳に!もう喉の痛みとはさよなら!」的な事が書いてあると、後日ポルトガル語がなんとなく判るスペイン人に教えてもらいました。

Dr. Bayardは70年以上の歴史を持つリスボン生まれののど飴メーカー。HPを見てみるとなんだかめっちゃお洒落でした。のど飴のビンテージボックスなんて販売されてまして…イケてるのど飴です。

www.drbayard.com

小分けの包装紙から取り出すと、飴は白色。複雑なハーブの風味が効いたのど飴で、舐めると喉がすっきり。ミント感は強すぎないので、スースーしすぎが苦手な方にもOKかと。

オーストリア Kaiser / Waldhonig Salbei

こちらはウィーンのSPARで購入したはちみつ入りのど飴。飴の中心にははちみつが入っているので、舐めていくととろ~り結構濃いめの蜂蜜が出てきて美味しいです。

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Kaiserは125年の歴史を持つキャンディメーカーで、オーストリア中部のボーデン湖に拠点があるそう。この飴は「森の蜂蜜」と名前がついているので、自然豊かなところで作られたんだろうな~と想像が膨らみます。

www.kaiser-zuckerl.at

包装紙から取り出すと飴ははちみつ色!これにハーブのセージエキスが入っていてピリッとした味わいで甘すぎない。ミントやメンソールは入っていませんので、スースーはしませんよ。

 

フランス Confiserie du Nord / Pastille du Mineur

パリのAuchanというスーパーで見つけたこちらののど飴。

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ハーブが色々入っているであろう事をパッケージから判断し、また「Sans Sucres」と書いてあるのはSugar freeを意味する事が判ったので、旅行中糖分取りすぎな事を気にしてこちらを購入。

作っているのはConfiserie du Nordという家族経営のコンフェクショナリーで、創業から100年以上の歴史あるメーカーです。フランスのベルギー国境近く、トゥルコアンという町にあります。この飴は第一次世界大戦に頃に生まれた伝統の飴だそうです。

 

confiseriedunord.com

包装紙を開けると中から黒いキャンディーが出てきて、一瞬「ハズレか!?リコリスか!?」と思いましたが、食べてみると大丈夫でした笑 ペパーミント、ユーカリエキス、アニスシードが入っているので舐めているとスースーします。味わいは結構ハーブきつめなテイストです。ハーブ得意な人は良いかと思いますが、私も沢山は食べられない飴ですね笑

 

スイス Ricola / Swiss Herbシリーズ

スイスの北西部にあるラウフェンという村のコンフェクショナリーを始まりとして、創業90年の今は3代目が引き継いでいます。このスイスハーブシリーズはあまりにも有名で、ヨーロッパのみならず世界どこででも見つけることができるのではないでしょうか。私はイギリスのセインツベリーズで購入です。

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この小さい箱入りが可愛いです。鞄の中で箱の蓋が空いてこぼれちゃった~なんてならないよう、蓋にちゃんとかえしが付いているのが気づかいで良いですね~

写真はレモンミント味。透き通った黄色いキャンディーは、Ricola独自のハーブミックスが入っています。パッケージの成分表示を見ても何が入っているか書いておらず「Ricola's herb mixture」とだけ書いてありますから、企業秘密なんでしょうね。

味わいはハーブの余計な苦みとか感じなくて、ピュアな優しい感じ。ハーブが苦手な方でもすっきり味わえる飴かと。ミント味ですが、そんなにスースー感じません。

 

ということで、どの飴も長い歴史と伝統の味を持ったものばかり。海外へ旅行へ出られた際、その国ならではの代々繋がる庶民の味覚を試すにはキャンディーはピッタリです。また新し飴を試したら追加していきますね~

 

Shikka