【イギリス】新しく迎えた食器で楽しむ・イギリスのティータイム
こんにちは、Shikkaです。
先日東イングランドはSawbridgeworthにあるアンティークショップで新しい食器を購入しました。
購入したのは可愛いティーセットトリオ。
新しく迎えた食器を使って、早速自宅でティータイムを催してみました。
その様子はYoutubeにも動画を投稿していますのでぜひご覧くださいませ!
…ということで、本ブログではその新しく迎えたティーセットと、ティータイムに合わせて手作りしたケーキについて詳しくお話したいと思います。
Colcloughのティーセットトリオ
新しく我が家に向かえたティーセットはColcloughというメーカーのティーセットトリオ。淡いグリーン系のパステルカラーが可愛い、ティーカップ、ソーサー、デザートプレートの3点セットです。
各食器はいずれも金色で縁取られており、ガーランドのように描かれた草木とお花の絵柄も素敵です。淡い色合いだからか、主張しすぎない、でも華やかさを持った美しいデザイン。
パターン名を知りたくて調べたものの見つからず、残念ながら判りません。
カップの裏にあるバックスタンプももう少し詳しく見てみます。
バックスタンプは、インターネットで「ブランド名、backstamps」と検索すると、写真付きで解説サイトが出てきます。
調べてみたところ、こちらのバックスタンプは1945年~1948年のわずか3年の間にだけ使用されていたバックスタンプだとのこと。
約75年前に作られたものだということが判ります。
アンティークの定義は一般的に「100年以上前の物であること」と言われていますので、こちらはどちらかというとビンテージという呼び方になるのでしょうか。
今回お迎えしたティーセットは目立った欠けなど無く、縁取りの細金細工もとっても綺麗に維持されていますので、75年という年月を経たとは思えないほど美しいです。
75年もの間こんなに素敵に保たれて、きっと大切に使用されていたんだろうな…もしかしたらお屋敷の食器棚で大切にしまわれていたのかな…などと色々な想像が膨らみます。
このティーセットを使って、ティータイムをするのが楽しみです。
Mary Berryの珈琲ケーキ
ティータイムに合わせて、珈琲とプラリネのケーキを作りました。
お手本にしたのはイギリスで大人気の料理研究家、Mary Berryのレシピです。
Coffee and praline cake recipe - BBC Food
こちらのレシピは、8インチ(20cm)のケーキ型を使用しますが、私は6インチ(15cm)の型で作りました。その場合は、全ての分量を半分にすればOKです。
ちなみに、ケーキのレシピを半分にする時でも、バタークリームは分量通り作ります。クリームも半分にしてしまうと、デコレーションの時に意外と足りなくなってしまう事が経験上多かったこともありまして、そうしています。
あと、たっぷりクリームが嫌いな人はいないですよね!
余ったクリームはクッキーにサンドして消費したり、他のお菓子に流用できます。
材料(6インチ/15cm型1個使用*1):
スポンジ
インスタントコーヒー 大さじ1 *2
たまごL 2個
無塩バター 113g
砂糖 113g
セルフレイジングフラワー 113g*3
ベーキングパウダー 小さじ1/2
プラリネ
グラニュー糖 50g
ヘーゼルナッツ 38g
コーヒーバタークリーム
インスタントコーヒー粉 大さじ1
無塩バター 125g
粉糖 225g
*1: 元のレシピは8インチのサンドイッチ型を使用しています。
*2: コーヒーの風味をしっかり付けたいので、インスタントコーヒーは半分にせず分量通り入れました。
*3: セルフレイジングフラワーが無い場合は、薄力粉113gにベーキングパウダー3gを混ぜて代用可能です。
手順
1.オーブンは180℃に予熱。型底に紙を敷き、サイドにはオイルを塗っておく。
2. スポンジ用のインスタントコーヒーは大さじ1のお湯で溶かす。材料を全て混ぜたら型に流す。
3. 基本の焼き時間は30分。型をサイズダウンしていますので途中で焦げ色が強く付くようならアルミ箔を被せる。
4. プラリネを作る。天板にベーキングシートを敷いておく。砂糖と水大さじ2を混ぜて弱火にかける。砂糖が完全に溶けたら火力を上げて沸騰させ、混ぜずに静置したままキャラメル色になるまで火にかけ続ける。良い色になったら火を止め、ヘーゼルナッツを入れて鍋をゆすり全体にキャラメルをコーティングさせる。用意しておいた天板に広げて冷ます。
5.バタークリームを作る。インスタントコーヒーは大さじ1のお湯で溶かす。室温に戻したバターをクリーム状になるまでハンドミキサーで混ぜたら、コーヒーと粉糖を少しずつ、全て加える。滑らかでフカフカに仕上がればOK。室温が暑かったり、バターを柔らかくし過ぎるとクリームがダレるので、気を付けてください。デコレーションの直前に仕上げるようにしてください。
6. 冷めたプラリネを砕き、お好みでデコレーションしてください☆
おわりに
新しく迎えた食器で楽しんだおうちカフェ。
当日は夫が忙しかったのでひとりでのティータイムになりましたが、素敵な食器と美味しいケーキで楽しむティータイムは、なんとも贅沢な、幸せな時間になりました。
皆さまも素敵なティータイムをお過ごしください☆
※動画は下の写真をクリックしてご覧いただけます。(Youtubeにアクセスします)
Shikka