我が家の献立の決め方 イギリスで料理を楽しむ
以前は週に2回ほどの買い出しに出ていましたが、今はSocial distanceを考えて週に1回のまとめ買いに生活スタイルを変えました。
気軽に買い物に行けなくなった分、1週間分の献立をきっちり決めて必要な食材をまとめて買うようにしています。
今日は、イギリスで料理を楽しむ 我が家流の献立の決め方をご紹介。
ちなみに、献立はちっちゃなホワイトボートに書いてます。
- 手に入りやすい食材を把握しておく
- 特定の食材がお買い得になる日を知っておく
- 「〇〇の日」を作る
- 消費期限が長い食材は週後半の献立に充てる
- ランチに使いまわししやすい献立を
- 献立のアイデアを得る方法
- おわりに
手に入りやすい食材を把握しておく
スーパーの棚は以前と比べて充実していて、ほとんどの食材は簡単に手に入るようになりましたが、競争率の高い食材があります。こういった手に入りにくい食材を中心に献立を立ててしまうと、それが買えない場合にスーパーで悩んでしまう原因に。
しかも今は、スーパーでの買い物は「1家族当たり1人で」というルールなので、計画が狂った時にその場で夫婦で相談しにくい; こういった予想外の事態にならないよう、手に入りやすい食材を中心に献立を立てる、あるいは代替の食材もある程度献立のバリエーションとして考えるようにしています。
イギリスの場合は、サンデーローストなどに代表されるようにチキンを使った料理が多く、イギリス人はチキン大好きな国民性。その為、遅い時間帯しか買い出しに行けない日は、チキンが入手しにくくなりがちで、我が家ではしばらく献立から外しています。
魚も入手できる種類が限られています。イギリスのサバは結構おいしくて好きなのですが、今ではサバを見かけることが無くなりました。どうやら高騰しているようだという話。以前ならパックされた切り身の他に、フィッシュカウンターで1尾丸ごと売っていることもありましたが、感染予防の為スーパーによっては対面のフィッシュカウンターを閉鎖しており、その為手に入る魚のバラエティーは各段に減少しています。
特定の食材がお買い得になる日を知っておく
キリスト教の関係でイギリスでは昔から金曜日は魚の日だったそうで、今でも金曜日になるとお魚が安くなります。高級路線スーパーのWaitroseではFish Fridayとして金曜日は魚が20% off。Waitroseはまだ対面のフィッシュカウンターが稼働しているので、行列になりますがお安く買えます。新鮮な魚を食べたい時は、金曜が買い出し日です。
「〇〇の日」を作る
新しく献立のレパートリーも広げたいけど、毎日新しい献立を考えるのは大変ですよね;
献立決めの作業を少しでも簡単にするために、我が家では木曜夜はステーキの日、金曜昼はパスタの日という感じで曜日に合わせた基本の献立をいくつか設定しています。
基本の献立を考えておけば、毎週同じ食材でも味付けをちょっと変えれば新しいレパートリーにもなるし、食材の使いまわし技を鍛えるにもばっちり☆
我が家では金曜夜か土曜夜は魚の日にも設定しています。
後に記載しますが、平日月曜~金曜の献立は仕事の合間にササっと食べられるランチの献立も考えないといけないので、作り置きがしにくい焼き魚などの献立は金曜夜か土曜夜にしておくことで、翌日のことは考えずに食べきっても大丈夫、ということになります。
消費期限が長い食材は週後半の献立に充てる
一つ前に書きましたが、木曜夜はステーキの日にしています。
というのも、イギリスで売っているステーキはぴっちり真空パックされていて消費期限が長いから。買い出しはだいたい木曜夜か金曜夜に行きますが、ステーキの消費期限が長いので買い出しから1週間後に食べる予定にしていても大丈夫。
反対に、魚や意外と消費期限の短い鶏肉は買い出し後すぐの週末か、週の前半の献立にします。こうやって食材ごとの日持ちし易さを考えながら献立をつくると、気づいたら悪くなってた…ということが無く、食材の無駄を防げます。
献立の予定通り作れないかも~と心配な方は、割り切ってすぐに冷凍してしまうのもアリですね。
野菜も同様で、傷みやすい葉物野菜は週の前半の使い切るようにします。後半は根菜の他、意外と日持ちするパプリカやズッキーニなどを使う献立にしたり。
ステーキの日やパスタの日に使う野菜は特に決めず、週前半のあまり野菜を活用していくのも、食材を無駄にしないポイントです。特別に合わせたい野菜が無ければ、ステーキの付け合わせはなんでも野菜のグリルで充分満足&美味しいワンプレートになります。
ランチに使いまわししやすい献立を
1日完結ではなくて翌日の献立もカバーできるメニューにすれば、料理時間の削減と効率化ができます。我が家の場合、平日の夜ごはんはできるだけ翌日のランチにも回せるものを選んでいます。
今は在宅勤務中で一見ランチを作る時間があるようにも思いますが、1時間の休憩の間に調理もしているとあっという間に過ぎてしまう…; なので前の夜に多めに作っておき、温めるだけで食べられるランチにしています。余った時間はリラックスタイムに。
翌日便利な定番献立はスープ。夜ごはんを軽めに済ませたい時の献立にピッタリだし、お昼には茹でたマカロニを入れれば、男性でもお腹いっぱいになれます。
他にはオーブンでの煮込み料理系やピラフなどご飯系も沢山作っておける便利な献立です。
在宅勤務になる前は夫婦ふたりともお弁当持参だったので、前日に作ったスープ、煮込み、ご飯、カレーなどなどをお昼ご飯用にタッパに詰めて持っていくルーティンは出来上がっていました。
在宅勤務の間もこの便利なルーティンは無くさないように、維持しています。
献立のアイデアを得る方法
献立のアイデアは料理本から持ってくるのが一番多いですが、インターネットやテレビの他、スーパーのチラシもたまに参考にします。
イギリスでも和食を…というよりは、イギリス料理を作りたいというモチベーションがある二人なので、イギリスに来てから人気料理研究家Mary Berryのバイブル的料理本を購入。この本をイギリス料理の辞書として使っています。
作って美味しかったレシピには記録としてスマイルシールを貼っています笑
高級路線スーパーのWaitroseでは無料の新聞とレシピシートが貰えるので、これも参考にできます。写真がキレイなので、見ているだけでも楽しいです
おわりに
こんな感じで1週間の献立管理とイギリスでの料理を楽しんでいます。
最近は週末にお菓子やパン作りも楽しんでいるのでケーキが献立の一部になることもありますが、1週間を通して健康的な献立管理を目指したいですね。
Shikka